みなさん、こんにちは匠です。
これから英検1級を受験をしようと思っている方に向けて、私がおすすめする教材3冊をご紹介いたします。
まず、英検1級受験を考えている方へ、良くここまで勉強してきました。
本当に尊敬します。
これまで、血の滲むような努力をされてきたことは容易に想像できます。
私は留学経験があって、リスニングや読むスピードで言うと、皆さんよりも少しアドバンテージがある状態で取得しました。
とはいえ、語彙やライティング、スピーキングは、内容が非常に濃い為、
留学経験があるからといって、簡単に合格できるような試験ではありません。
資本主義の弊害とは?など普段考えていないようなことを聞かれるので...
経済的制裁が外交に役立つか?とか聞かれるので...汗
英検1級の難しさ
まず、皆さん、
英検1級の合格率はどれくらいかご存じですか?
合格者数は年間約2,500人。合格率は9%~10%English NAVI(参照)
年間にたったの2,500人しか合格者はいません。
あのいっぱいになった教室の中で2次試験に進めるのはたったの10パーセントです。
ましてや、1級を受けるのは1回12,600円。
遊びで受けるには高すぎます。
みんな、英語に自信がある方ばかりで、真剣に受けて、
それでもたったの10パーセントしか残ることができていないのです。
そして、英検にはコアなファンがおり、合格しているにもかかわらず、
何度も受験をしている人もこの中に含まれています。
つまり、合格できるのはほんっっとに僅かだということです。
※ちなみに私が受験しに行ったときは、年配の方が多かったように感じました。
英語の猛者が集っており、覇気さえ感じられる不思議な空間でした。少し、変人が集まっているというか、少し変わっている人が多いです。私も含めて(笑)
一方、準1級の受験会場は、大学生などの若い年代の方も多く、かなり和気あいあいとした環境でした。準1級の会場にいる方々は話しかけやすく、実際、私がお手洗い中に話しかけてきてくれた大学生さんとは、未だに話をする仲です。
話が少し逸れましたが、
英検1級は『大学上級以上』と定義されているレベルで、
必要語彙数は10000~15000程度と言われています。
この『大学上級以上』という言葉は、実はかなり絶妙に的を射ていて、
私が実際にアメリカの大学で使った教科書の中で、
難しい教科になればなるほど、出てくるようになる単語が使われています。
おススメ教材3選!の前に...
英検1級を受験する人数は毎年どれくらいいるのでしょうか。。。
年間約2.6万人English NAVI(参照)
英検準1級がおおよそ7万人といわれているので、
準1級と1級を比較すると、
受験者数もかなり激減してしまいます。
準が付くのと付かないのではそれだけ大きな壁があるということを理解していただきたいです。
留学経験のある私の感覚ではこういったところでしょうか。。
英検準1級...日常の大学授業レべル
英検1級...現地のアメリカ人でも苦労する授業レベル
それだけ、難しくなるということです。
ということは、、、、
そうなんです。
本屋に行っても、よほど大きな本屋さんでない限り、
1級の教材なんて売っていません!(笑)。
誇りましょう。
ここまでこれたことに。
皆さんは、そんな高いところまで来ることができているということです。
オンラインで本を揃えていきましょう。
※あ、でも、本屋さんに行って、英検1級の本置いていますか?と本屋さんに尋ねるのは快感なので皆さんやってみてください(笑)
オススメ本:その1
私がオススメする教材、栄えある第1位はこちら、英検1級面接大特訓です。
ここで皆さんにとっておきのことを教えます。
英検1級で一番点数を伸ばしやすいのはずばり!
ライティングです。
今回おすすめするこの教材は2次試験のスピーキングにも対応可能で、実際受験会場にいる8割の人がこの教科書を持っていました。
恥ずかしながら、私が初めて英検1級を受験したときの
ライティングのスコアは
素点は20/32 ⇒CSEスコア630/850
この本を勉強した後に合格したときのライティングのスコアは、
素点は29/32まで上がりました!CSEスコア⇒764/850
130点近くプラスになっていることがわかります。
おすすめ本第1位に持ってきたのはこれが理由です。
ライティングはたったの一問しかなく、その1問で、
41問の語彙問題、27問のリスニングと全く同じ比率で計算されているのです。
ここで点数を取ることがいかに大切かわかっていただけたでしょうか?
この本はライティング上達に欠かせないのでぜひ興味があれば見てみてください。
私もこの英検1級面接大特訓をひたすら繰り返し解いて、スコアも130点以上上げることができました!
イントロダクションで使う定型文や、パラグラフの構成方法など、少し変えるだけでかなり点数は変わってくるので繰り返し自分で書いてみて確立させましょう。
パラグラフの構成方法については、ライティングのトピックが何であれ再利用することができます。
ちなみに、
『私の書いているライティング、これで良いのかな?』
『実際に自分で書いては見たものの何点くらいとれるんだろう・・』
と不安になる方も多いのかなと思います。
そんな時は、ライティングセンターに添削してもらうのも一つの手だと思います。
日本英語検定ライティングセンターより1 回当たり480円で添削してくれます。(他社平均料金 3,850 円)
フリートライアルも実施されているので、
どれくらい文法が正しく出来ているか
説得力のある文章がかけているか
第3者からの率直な意見をもらうのもよいと思います。
オススメ本:その2
続いて紹介するのは、旺文社出版の出る順パス単です。
この教材も、英検1級受験者で持っていない人はいないというくらい、
王道の教材です。
まず、この本の良いところとして、
①ダウンロードで単語と例文を発音してくれる機能がある
②出る順A,B,Cと分かれていてわかりやすい
③英検1級頻出単語が網羅されている
この3点です。
私が実際に行った勉強方法として、
携帯に専用のアプリをダウンロードして、
会社に行く通勤時間に、毎日聴いてました。
そう、毎日です。
下に私のスケジュール帳を添付いたします。
かなりボケてて見えないかもしれませんが、赤色が出る度A、青色が出る度B、黄色が出る度Cという風に曜日ごとに分けてほとんど毎日聴いていました。
そのおかげもあり、語彙力と併せてリスニング力も向上できたと思います。
パス単がおすすめな理由は、隙間時間を使って、語彙力とリスニング力の両方が鍛えられる点です。
そして、単語と意味だけではなく例文を英語で言ってくれるのでイメージ化がしやすかったように思います。
同じ意味の単語がまとまっていることも、単語を覚えるためにはとてもよかったと思います。
この教材は無くてはならない逸品でしょう。
オススメ本:その3
そして最後にお勧めするのはこの教材。
そう、英検1級 過去6回全問題集です。
王道ですが、やはり過去問に勝るものはないでしょう。
過去問を繰り返し解いて、時間配分や問題の傾向を掴みましょう。
オススメ本第1位でも問題ないくらい必須アイテムなのですが、
第3位にした理由は、やはり王道すぎるからです。
王道だからといって、必要のない教材かといえば
決してそのようなことはないので
オススメ教材にランクインしています。
繰り返し解いて、合格を掴み取りましょう!
まとめ
ということで、今日は英検1級にオススメ(必須)の3選をご紹介いたしました。
このブログでは英検の過去問を通じて文法解説を行なっています。
もし時間がありましたら1日一問でも良いので解いてみてください。→英検解説
英検1級については、私も満点をとれるほどの実力ではありません。
そのため、みなさんと一緒に更なる成長をできたらなという思いでこのブログを立ち上げました。
私も学ぶ姿勢を忘れず、これからも学習を続けていきます。
初心者の方から上級者の方まで、さまざまな方がこのブログを見てくれたらと思います。
もし、『こういう記事をあげてほしい』や『こういうところをもっと学びたい』
という要望があればコメントを残していただけると嬉しいです。
それでは今日も最後まで見ていただき、ありがとうございました。