みなさん、こんにちは、匠です。
今日のテーマはずばり『動名詞と不定詞』について説明していきます。
動名詞って何?
皆さんになじみ深いVingは恐らく現在進行形ではないでしょうか?
現在進行形... S+be動詞+Ving
例)I am watching YouTube now. (私は今YouTubeを観ている)
am watching(V) = 観ている
ということで、am watchingまでが動詞(V)としてみなされます。
では動名詞の例を見ていきましょう。
動名詞とは、動詞にingがついて名詞の役割を果たすもののことを言います。
文型で説明すると、名詞が入ることのできる場所は S, O, C, M V以外にはどこにでも入ることができます。
※S、V、O、C、Mがわからない方はこちらの5文型についての記事をご参照ください。
動名詞の役割
では実際に、例文と併せてみていきましょう!
①主語(S)や補語(C)になる
②目的語(O)になる
③前置詞の目的語(M)になる
主語(S)になる
まず、動名詞が主語(S)になる例文を見ていきましょう。
Playing sports is fun. (スポーツをすることは楽しいです。)
S = Playing sports (スポーツをすること)
V = is (は)
C = fun (楽しいです)
補語(C)になる
これは動名詞が補語(C)となる例文です。
My hobby is playing sports. (私の趣味はスポーツをすることです。)
S = My hobby (私の趣味)
V = is (は)
C = playing sports (スポーツをすること)
目的語(O)になる
これは動名詞が目的語(O)となる例文です。
I enjoy playing sports. (私はスポーツをすることを楽しむ。)
S = I (私)
V = enjoy (楽しむ)
O = playing sports (スポーツをすることを)
前置詞の目的語(M)になる
これは動名詞が前置詞の目的語(O)となる例文です。
I am good at playing sports. (私はスポーツをすることを楽しむ。)
S = I (私)
V = am (です)
C = good (上手い)
M = at playing sports(スポーツをすること)
動名詞っていつ使うの?
動名詞が何者なのか、文の中のどこに置くかについて説明しました。
ここでは、動名詞をいつ使うかについて説明いたします。
全てがそういう訳ではないですが、
名詞だけで伝わらず、追加で説明がが必要な時
このように覚えましょう。
例えば、 I like cookies. (私はクッキーが好きです。)
この文章自体に間違いはありませんが、
クッキーを食べるのが好きなの?
クッキーを作るのが好きなの?
となってしまいます。
その意味を補足するために動名詞が使われる。
と覚えておきましょう。
先ほどのクッキーの文を例にとってみると
クッキーを食べることが好きな場合
I like eating cookies. (私はクッキーを食べることが好きです。)
クッキーを作ることが好きな場合
I like baking cookies. (私はクッキーを焼くが好きです。)
続いて、不定詞について解説します。
実は不定詞にも動名詞と似たような用法があるので解説したいと思います。
不定詞ってなに?
皆さん、不定詞って何でしょうか?
不定詞とは、動詞を名詞・形容詞・副詞といった別のものとして機能させる言葉(準動詞といわれています)です。
不定詞についてはこちらの前置詞toと一緒に少しだけ解説しましたが、
toの後に動詞の原形が来たら不定詞だと説明しています。
不定詞の役割
では実際に、例文と併せてみていきましょう!
①名詞的用法...主語(S)、補語(C)、目的語(O)になる不定詞
※あと二つ、形容詞的用法、副詞的用法があります。が、あまり詰めすぎるとよくないのでここに追記するかは改めて考えます。
名詞的用法
こちらは先ほどの動名詞と同様、
主語(S)や補語(C)、目的語(O)になります。
例文を見ていきましょう。
to不定詞が主語(S)になる場合
To play sports is fun. (スポーツをすることは楽しい)
to不定詞が補語(C)になる場合
My hobby is to play sports. (私の趣味はスポーツをすることです)
to不定詞が目的語(O)になる場合
I like to play sports. (私はスポーツをするのが好きです)
動名詞と不定詞で似たようなものが出てきましたね。
動名詞と不定詞の違い
鋭い方は気づいたかもしれませんが、
動名詞と不定詞で同じ例文を使っていました。
(気づきましたか?)
もう一度ここに記載いたします。
動名詞の場合
Playing sports is fun. (スポーツをすることは楽しいです。)
My hobby is playing sports. (私の趣味はスポーツをすることです。)
I enjoy playing sports. (私はスポーツをすることを楽しむ。)
不定詞の場合
To play sports is fun. (スポーツをすることは楽しい)
My hobby is to play sports. (私の趣味はスポーツをすることです)
I like to play sports. (私はスポーツをするのが好きです)
動名詞の例文と不定詞の例文見比べてみてみましょう。
同じ訳になっていますね。
そうなんです。
動名詞で文章を作ることもできますし、不定詞で言い換えることもできます。
ここで注意してほしいことがあります。
恐らく、海外に行って、どちらを使っても同じ意味のように使われがちですが、
厳密には違います。
一般人レベルだと同じと答える方がほとんどだと思いますが、
英語を文法としてとらえたとき、どっちも同じ意味と答えると、
先生からげんこつが飛んでくるかもしれません。
解釈にはこのような違いがあります。
I like playing sports. ☞ "スポーツは私のすきなことで、趣味です"
I like to play sports. ☞ "スポーツ後でしたいなぁ"
覚え方はやはりtoはこれからそこに行くイメージを持つことが大切です。toのイメージについてはこちらでしているのでしっかり覚えましょう。
今日はここまで!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。