My sister usually plays tennis ( ) Saturdays.(2021年第1回出題)
1.by
2.on
3.with
4.at

問題の解説
みなさんこんにちは!
今日も解説していきます。これは前置詞の問題ですね。
My sister usually plays tennis ( ) Saturdays.
My sister = (私の姉or妹)は
usually = 普段、たいていは
play tennis = テニスをします。
Saturdays = 土曜日に
ここで直接問題とは関係ないですが、
注目してほしい点があります。
それは、Saturdayにsがついて複数形になっているということです。
Saturdaysと書くことでただ土曜日の1日だけでなく、習慣的におこなっていることがわかります。
絶対に毎週土曜日に行っているのであれば
every Saturday(毎週土曜日)ということもできます。ちなみにevery Saturdayは複数の土曜日があるのにsが付きません
なぜでしょう。このeveryには複数回よりも1回1回を強調しています。

わかりやすい例で言えば、友達に自分がテニスをしていることを伝えるとき
On Saturdays:俺テニスしに行ってるんだけど、土曜日はテニスがあるよ
Every Saturday:俺はテニスしに行ってるんだけど、土曜日になると毎っっ回テニス行ってるんだよね。(あぁ俺って忙しい)
厳密にはあぁ俺って忙しいなんてなめた態度の表現ではありませんが、1回1回の土曜日を強調していることがわかっていただけると幸いです。そのためeveryのあとは単数形がきます。
回答
少し、回答からずれてしまいましたね。では回答の解説をしていきます。
と、問題を忘れてしまった方にこちらに貼り付けます。
My sister usually plays tennis ( ) Saturdays.
1.by
2.on
3.with
4.at
今日はせっかくなので前置詞のそれぞれの使い方についても説明していきます。
1.byを選んだあなた!
残念!もしかしたらBy Saturday(土曜日までに)とか聞いたことがあるから選んだかもしれませんね。
ここで注目すべきなのがSaturdayは複数形であること!
このby+曜日では複数形になることはありません。なぜならこの曜日は特定されたある一日の土曜日でなければいけないからです。
例えば学校で宿題が出されたとき、先生が
This homework is due by this Saturday.(この宿題は今週の水曜日までです。)
~までにという表現は特定の日または曜日が決まらなければ言うことができません。
また、今回の問題で仮にbyを入れたとすると
My sister plays tennis by Saturdays. ※usuallyは複数回することを意味するのでbyは使えないので省きます。
これを訳すと私の姉はテニスを土曜日までにします。
です。このように書くと、My sisterはこれまでにテニスをしたことがなく初めてのテニスを土曜日までにする
というイメージになります。
byの表現はほかにもこれほどあります。混乱させてはいけないので利用度の高い3つを紹介します。
①手段・方法
I came here by train(私はここにバスできました。)
②単位
Could you explain that by cm.(センチメートルで説明できますか?)
③判断基準
You should not judge people by their appearance.(人を見た目で判断すべきでない)
2.onを選んだあなた!
正解です!おめでとうございます!
日付や曜日の後にはonが付きます。
My sister usually plays tennis on Saturdays.私の姉はたいてい土曜日にテニスをします。
美しい文章ができましたね。
onの表現はほかにもこれほどあります。混乱させてはいけないので利用度の高い3つを紹介します。
①手段・方法(byにも同じのがあったぞ、どっち使えばいいんだと思うかもしれませんが後ほど解説します)
I came here on foot.(徒歩できた)
②状況・進行
This new television is now on sale!(新しいテレビ絶賛発売中!)
③主題
I wrote my articles on nuclear plants accidents.(核原発事故について記事を書きました)
※~についてはaboutを使って表現しているものもありますが、より学術的なものや専門的なものについて話すときはonを使います。
また、サムネイルの写真にもなっているのですが、上に貼り付けている写真を見てください。
この絵がまさにonの説明をしてくれています。
Onは付着している状態。
男性の手は机についている状態なので、
His hand is on the table.
女性の方は壁にうなだれていますね。そのため
She is leaning on the wall.
どちらもonが使われます。
onの表現①に出てきた手法も徒歩でということで地に足しっかり付着しているのでonを使います。(少し無理やりな覚え方ですが。。。)
3.withを選んだあなた!
残念!不正解です!
曜日や日付の前にwithは置くことができないので、不正解です。
withの表現はほかにもこれほどあります。混乱させてはいけないので利用度の高い3つを紹介します。
①所有・携帯
I have a car with wings.(私は翼のある車を持っている)
②道具・材料(スプーンやフォークで物を食べるときや、ペンで何かを書いた時など)
I ate a hamburger with fork.(私はハンバーガーをフォークで食べた)
③対象
I agree with you.(私はあなたに同意します。)
4.atを選んだあなた!
残念、不正解です!
曜日や日付の前にatは置くことができません。
atは主に2種類の用法を覚えておきましょう。
①時のat
I woke up at 6am.(今日朝6時に起きた。)
②場所のat
I am at the station. (私は駅にいます。)
atは一点を指させるものに使える前置詞です。
もしあなたが東京駅にいるとき地図で東京駅の一点を指さすことができます。
時間の場合も1点を差すことができます(長針と短針で2点じゃないかと思うかもしれませんが)
ここはデジタルで6:02:34←はい、指させました。
曜日も指させそうですが、まずatを曜日で使うことはないので覚えておいてください!
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では今日も最後まで見ていただきありがとうございました!