皆さん、おはようございます。
今日は5W1Hという疑問詞について勉強していきましょう。
疑問文を使えるようになるのは英語上達の第一歩です。
まずは疑問に思ったことを聞いてみる。これこそが英語を使うということです。
英語を始めたばかりのころは質問したは良いけど、相手が何言っているかわからない。。
そんなことはよくある話です。
でも、そこで諦めることなく続けていけばいつか必ず成果として出てきます。
5W1Hって何?
5W1H...疑問詞の頭文字をとって作られた言葉です。Wが頭文字の疑問詞は5つあり、Hが頭文字の疑問詞は1つあります。
疑問詞...文頭に置くことで疑問文が作れるとっても便利な単語です。
5つのWは
・What(何)
・When(いつ)
・Who(誰)
・Why(なぜ)
・Where(どこ)
実は、5Wにはさらに2つ付け加えなければいけません。
Which(どれ・どの)
Whose(誰の)
これはもともとの5Wから派生してできたものなのでカウントされていません。
そして、1つのH
How(どうやって・どのように)
これですべての5W1Hが出揃いました(正確には7W1Hですが...)
疑問文の作り方のおさらい
これまでの英検解説において、3つの疑問文の作り方がありました。
おさらいしていきましょう。
①be動詞が使われている文章⇒疑問文の作り方
He is Ken. 彼はケンです。
これを疑問文にするときはbe動詞のisを一番先頭に持ってくるのでした。
そして最後のピリオド(.)をクエスチョンマーク(?)に変えます。
Is he Ken? (彼はケンですか?)
②一般動詞(be動詞以外の動詞)が使われている文章⇒疑問文の作り方
Ken runs fast.(ケンは速く走ります)
これを疑問文にするときは一般動詞をDo/Does/Didに置き換えて一番先頭に持ってくるのでした。
そして最後のピリオド(.)をクエスチョンマーク(?)に変えます。
この場合は
Does Ken run fast?(ケンは速く走りますか?)
となります。
Do/Does/Didをいつ、どこで使い分けるのかは動詞の箇所を見るようにしましょう。
もし、
-Doesを使う場合は主語が3人称単数形の場合(he, she, itなど)=動詞の語尾に-sまたは-esがついているのでこの-s/-esをDoにくっつけたと思ってください。(Do ⇒ Does)
-Doを使う場合は主語が3人称単数形以外の場合(I, youなど)=動詞の語尾には何もついていないのでそのままDoを持っていきます。)
(例)You run fast. ⇒Do you run fast?
-Didを使う場合は動詞が過去形の場合=動詞の語尾に-ed(不規則な形もあります)がついているのでこの-edをDoにくっつけたと思ってください。(Do ⇒ Did)
(例1)He played soccer. ⇒ Did he play soccer?
(例2)You ran fast. ⇒ Did you run fast?
例2は動詞の語尾が-edに変化していませんが、過去形です。不規則に変化しています。
③助動詞が使われている文章⇒疑問文の作り方
Ken can run fast. (ケンは速く走ることができます。)
これを疑問文にするときは助動詞(この場合はcan)を一番先頭に持ってくるのでした。
そして最後のピリオド(.)をクエスチョンマーク(?)に変えます。
Can Ken run fast? (ケンは速く走ることができますか?)
5W1Hを使った疑問文の作り方
ということで上の3つに加えて4つ目を今回紹介します。
まずは5W1Hの時の疑問文の作り方ですが
①文頭に5W1Hを持ってくる
②助動詞を確認して
...ある場合は助動詞を5W1Hの後に持ってくる
...ない場合は次へ進む
③動詞を確認して
...be動詞の場合はbe動詞のisを5W1Hの後に持ってくる
...一般動詞の場合は一般動詞をdo/does/didに置き換えて5W1Hの後に持ってくる
※ただし!疑問詞の直後に名詞も一緒に持っていく必要があります。
例えばWhich school do you go to?(どの学校に行ってるの?)
What day is it today? (今日は何曜日?)
※要するにまとめると、疑問文の作り方おさらいでまとめた3つを理解して、あとは文頭に5W1Hを持ってくればよいのです。
先ほど学んだ5W1Hをここに貼り付けます。
Who(誰)
What(何)
When(いつ)
Why(なぜ)
Where(どこ)
Which(どれ・どの)
Whose(誰の)
How(どうやって・どのように)
では実際にこれらを使って疑問文を作ってみましょう。以下の状況です。
あなたは私の友達です。そして私の横にはあなたの知らない人が立っています。
下に書いてある文章はあなたが質問したことに対して、まとめて私がその人について答えたものになります。
5W1Hそれぞれ使って質問してみてください。
His name is Ken. (彼の名前はケンです。)
Ken goes to ABC high school. (県はABC高校に通っています。)
Ken goes to school by bus. (ケンはバスで学校に通っています。)
Ken plays soccer every day at school.(ケンは学校で毎日サッカーをします。)
Ken plays soccer every day because he likes it. (ケンはサッカーが好きなのでサッカーを毎日します。)
That soccer ball is Ken's. (あのサッカーボールはケンのものです。)
疑問文を作ってみたので、まず自分でノートに書いてみたあと確認してみてください。
実演問題
さて上手く質問できましたでしょうか?
私なら5W1Hを使ってこのような質問をすると思います。
Who(誰) ⇒ Who is he? (彼は誰?)
What(何) ⇒ What does he like to do? (彼は何をするのが好き?)
When(いつ) ⇒ When does he play soccer? (いつ彼はサッカーをするの?)
Why(なぜ) ⇒ Why does he play soccer every day? (なぜ彼は毎日サッカーをするの?)
Where(どこ) ⇒ Where does he play soccer? (どこでサッカーするの?)
Which(どれ・どの) ⇒ Which school does he go to? (どの学校に通っているの?)
Whose(誰の) ⇒ Whose soccer ball is that? (あのサッカーボールは誰のもの?)
How(どうやって・どのように) ⇒ How does Ken go to school (どうやってケンは学校に行っていますか?)
いかがだったでしょうか?
ケン君の情報をあらかじめ知ってしまったため逆に質問することが限られ難しくなったかもしれません。
空想の友達と話してみていろいろと質問して回答するように練習してみましょう。
もし、あっているか不安であれば、いつでも私が確認するので、コメント等してくれると嬉しいです。
このブログでは英検の過去問を通じて文法解説を行なっています。もし時間がありましたら1日一問でも良いので解いてみてください。→英検解説
それでは今日も最後まで見ていただき、ありがとうございました。